FX 通貨強弱レポート
主要6通貨 本日以降の強弱バイアス(市況レポート総合)
2026年3月19日(木)
前日:FOMC政策金利据え置き(3.50〜3.75%)+タカ派姿勢強化/ 米2月PPI予想外加速(前月比+0.7% vs 予想+0.3%)/ イランエネルギー施設への攻撃激化(南パルスガス田・カタールLNG)/ ブレント原油時間外111ドル超 / 本日:日銀会合+植田総裁会見 / ECB・BOE政策金利発表 / 日米首脳会談(高市訪米)
↑ 強気要因
↓ 弱気要因
→ 中立・不確実
スコア目安: ±3=大きな要因 ±1=小さな要因
USD
USD/JPY 159.88(高値 159.90・年初来高値)
強気 ▲加速
- ↑+3パウエル「インフレ進展なければ利下げできない」「利上げも議論のテーマ」、タカ派な据え置き
- ↑+3米2月PPI予想外に加速(前月比+0.7% vs 予想+0.3%)、インフレ粘着性を裏付け
- ↑+2クレディ・アグリコル「FRBはインフレとの長期戦に備えている、市場想定よりタカ派的」
- ↓−1モルガンS「原油供給ショックは成長鈍化につながり、金融緩和の余地は予想より広がる」
- ↓−1片山財務相の為替介入けん制で160円突破には上値抵抗、みずほ予想レンジ上限160.50
JPY
USD/JPY 159.88(2024年7月以来の安値圏)
弱気 ▼続落
- ↓−3FOMCタカ派結果で米金利急上昇(2年債+10.6bp)、内外金利差拡大で円売り加速
- ↓−3三井住友信託「ドル高・円安はファンダメンタルズを反映、介入もしづらい」「オーバーシュートの危険」
- ↓−2MUFJ「植田総裁会見はハト派的印象を与える可能性、会合後は円安との見方も根強い」
- ↑+2本日の日銀会合・植田総裁会見でタカ派姿勢なら円高反転の可能性、市場は4月利上げ50%織り込み
- ↑+1三菱UFJ AM「160円付近・日米首脳会談控え、植田会見はタカ派傾斜となるのでは」
EUR
EUR/USD 1.1452(前日比 −0.0089)
中立 → ECB待ち
- ↑+3市場は年半ばECB利上げ1回を完全織り込み、年末2回目の確率90%(欧州市況)
- ↑+2独2年債利回りが2024年8月以来の高水準、欧州金利上昇でユーロ下支え
- ↓−3FOMCタカ派結果を受けたドル全面高でEUR/USDが1.15台半ばから1.14台半ばへ急落
- ↓−1ストックス600 −0.75%、インフレ加速と成長鈍化懸念で3年超ぶり低い月次パフォーマンスの可能性
- → 0本日ECB理事会+ラガルド会見が焦点、利上げシグナルの有無でユーロ急変動の可能性
GBP
GBP/USD 1.3255(下落)
中立 → BOE待ち
- ↑+3BOE年末利上げ確率90%弱を織り込み(欧州市況)、タカ派声明なら急騰の可能性
- ↑+2英10年債利回り+4bp(4.74%)、インフレ長期化懸念で英金利上昇がポンドを下支え
- ↓−3FOMCタカ派結果を受けたドル全面高でGBP/USDが1.3374→1.3255へ下落
- ↓−1FTSE100 −0.94%、エネルギー高によるスタグフレーション懸念が重し
- → 0本日BOE政策金利発表、据え置き予想も声明のトーン次第で大きく変動するイベントリスク
AUD
AUD/USD 0.7023(下落)
やや弱気 ▼
- ↓−3FOMCタカ派結果でドル全面高、AUD/USDは0.7123→0.7023へ1円幅の下落
- ↓−2リスクオフ継続、世界株安でコモディティ通貨として下落圧力
- ↑+2原油・資源価格高騰は豪州輸出にとってプラス材料
- ↓−1中東情勢の不透明感継続でリスク選好は回復せず
- → 0欧州中銀イベントの結果次第でドル相場が変動、連れ安・連れ高リスク
CAD
USD/CAD(CAD下落、BOC据え置き)
中立 →
- ↑+3WTI 96ドル・ブレント時間外111ドル超、産油国カナダの交易条件が大幅改善
- ↓−3FOMCタカ派結果でドル全面高、カナダドルも対ドルで下落(Bloomberg米国市況)
- ↓−1カナダ銀行も政策金利を2.25%に据え置き、利上げ観測は限定的
- ↑+1イランのエネルギー施設攻撃でカタール等の供給リスク → カナダ産原油の相対競争力向上
- → 0原油高のプラスとドル高のマイナスが拮抗、ウエストパック「ブレント95-110ドルレンジ」と予想
出所:Bloomberg 米国/欧州/日本市況 / みずほ Customer Desk Report / SMBC FX Market Report / 三菱UFJ FX Daily / FOMC市場関係者の見方
※本レポートは情報提供目的であり、投資助言ではありません