“Missing a chance to profit hurts just as much as taking a loss.”
(儲けそこなうのも損と同じくらいつらい)
BNF(小手川隆, 1978–)
目次
名言の背景
BNF(本名: 小手川隆)は、日本を代表する個人デイトレーダーだ。2005年のジェイコム株誤発注事件でわずか数分間に約20億円の利益を上げ、「ジェイコム男」として一躍有名になった。160万円の元手を20年足らずで200億円以上に増やしたとされる、日本のネットトレーダーの伝説的存在である。
この名言はメディアインタビューで語られたものだ。BNFは「僕にとって投資は金額の問題ではないんです」とも述べ、純粋に相場そのものへの情熱でトレードを続けている。ファンダメンタルズをほぼ見ず、徹底したチャート分析と値動きのパターン認識で成果を出し続けてきた、典型的な専業トレーダーの哲学を象徴する言葉だ。
トレーダーへの教訓
利益を取れない場面の悔しさは、損失を出した時と同等、あるいはそれ以上につらい。この感覚こそが、真剣に相場と向き合うトレーダーの姿勢を表している。一方で、「機会損失」を過度に恐れることは、無駄なエントリーを誘発する危険もはらむ。両者のバランス感覚が重要だ。
実践的な応用としては、自分のトレード記録に「取らなかったトレード」も記録することが有効だ。なぜ見送ったのか、結果としてどう動いたのかを振り返ることで、パターン認識力が磨かれる。ただし、見送ったことを後悔して次のトレードでオーバートレードに走ることは厳禁である。
出典
BNF(小手川隆)のメディアインタビュー発言より。『ジェイコム男の勝負術』等の関連書籍でも紹介されている。