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「大金を稼ぐのは売買ではなく、待つことにある」

“The big money is not in the buying and selling, but in the waiting.”

(大金を稼ぐのは売買ではなく、待つことにある)

チャーリー・マンガー(Charlie Munger, 1924–2023)
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名言の背景

チャーリー・マンガーはバークシャー・ハサウェイの副会長として、ウォーレン・バフェットとともに半世紀以上にわたりバリュー投資の世界をリードした人物である。弁護士から投資家に転身し、「多角的思考モデル」の提唱者としても知られる。2023年に99歳で逝去するまで、投資の知恵を発信し続けた。

この名言は、マンガーが株主総会やインタビューで繰り返し語った投資哲学の核心である。頻繁な売買で利益を積み上げるのではなく、優良企業を適正価格で購入し、長期間保有し続けることこそが真の富を生むという信念を端的に表現している。

トレーダーへの教訓

短期トレーダーにとっても、この名言には重要な示唆がある。それは「エントリーチャンスを待つ忍耐力」の価値である。多くのトレーダーが過剰取引(オーバートレード)に陥り、優位性の低い局面でも「何かしなければ」とポジションを取ってしまう。しかし本当の利益は、条件が揃うまで待てる者にもたらされる。

実践として、1日のトレード回数に上限を設ける、あるいは「最低条件チェックリスト」を作成し、条件を満たさない限りエントリーしないルールを設けることが効果的である。何もしない時間もトレードの一部だと認識することが、長期的な収益性を高める鍵となる。

出典

ピーター・ベヴェリン著『完全なる投資家の頭の中』(原題: All I Want to Know Is Where I’m Going to Die So I’ll Never Go There)およびバークシャー・ハサウェイ株主総会での発言。

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